おとり捜査、薬物密売グループ52人摘発(読売新聞)

 愛知県警と京都府警の合同捜査本部は、捜査員が覚せい剤の買い手になる「おとり捜査」で、イラン人の薬物密売グループのメンバーら52人を摘発し、このうち主犯格で住所不定、無職ガディムモラル・サイード被告(35)(覚せい剤取締法違反で起訴)ら9人を26日、麻薬特例法違反(業としての譲り渡し)容疑で名古屋地検に追送検した。

 同本部は、グループが昨年1月以降、1000人以上に薬物を売りさばき、3億円以上を得ていたとみている。

 おとり捜査は、薬物や銃器の取引など犯罪の潜在性、重大性が極めて高いケースに限定的に使われている。覚せい剤事件では、警視庁が2002年、警察として初めて実施したが、ほかの道府県警の実態は明らかになっていない。

 発表によると、同本部は昨年4月〜今月の間、覚せい剤取締法違反などの容疑で、名古屋を中心に活動する密売人グループのメンバー12人と、日本人の客12人を逮捕、客28人を書類送検し、覚せい剤など末端価格約7000万円相当を押収した。ガディムモラル被告ら9人については、その後の捜査で、密売を繰り返していたことがわかり、より罰則の重い麻薬特例法を適用した。

 ガディムモラル被告は調べに対し、「東京のイラン人から薬物を仕入れていた。売り上げは、家族に送金した」と供述しているという。

 また、グループの雑用係だったコロンビア人の女(30)(麻薬特例法違反で起訴)の通帳に残されていた64万円を犯罪収益として没収した。

パトカー同士の衝突、警官2人を不起訴(読売新聞)
<化石>鳥に近い恐竜?…中国で見つかる 米大など発表(毎日新聞)
<薬害C型肝炎>新潟の50代女性 給付金の対象に(毎日新聞)
定昇維持巡り厳しい攻防…春闘スタート(読売新聞)
停電でストップの東海道新幹線、運転再開(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。