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【1都4県週刊知事】東京 石原慎太郎知事 怒るのは当たり前(産経新聞)

 「こんなたわけたことをいう総理が世の中にいるのか!?」。石原慎太郎知事は28日の定例会見で、鳩山由紀夫首相をこき下ろし続けた。

 前日の27日、米軍普天間飛行場の移設問題で、政府が沖縄の負担軽減策の柱とした訓練の全国分散移転をめぐって開かれた全国知事会の席上でのこと。鳩山首相は、中国が領有権を主張する尖閣諸島について、日米安保の発動対象ではなく、日中当事者同士で議論して結論を出す問題と発言した。

 「(鳩山首相は)自国の国土を中国に売っている。『協議する』とは、一歩も二歩も譲歩するということ。こんなばかなことをいう総理がどこにあるか! 怒るのは当たり前。怒らない国民の方がどうかしてるね」

 さらに石原知事は、上海万博の日本館で国旗掲揚が見送られたことにも言及。「日本はたくさん出資した。本当におかしな話。残念というか、恐ろしいよ!」

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日本電気計器検定所など対象=公益法人の「仕分け」2日目―刷新会議(時事通信)

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は21日、公益法人などを対象とした事業仕分け第2弾後半戦の2日目の作業に入る。午前中は、日本電気計器検定所や日本建設情報総合センターなど、経済産業、国土交通、厚生労働の3省が所管する5法人7事業を取り上げる。
 日本電気計器検定所については、電力使用量を計る家庭用メーターなど、独占的な計器類の検定・検査業務の必要性を議論。日本建設情報総合センターに関しては、国交省が委託している公共事業の電子入札システムの運営コストなどを見直す。 

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<掘り出しニュース>地ビール人気再び 若い世代、ワインのように 京都や大阪でイベント (毎日新聞)

 ◇長浜浪漫/びわこいいみち/ブルーメの丘

 【滋賀】15年前に次々と誕生した後、ブームが去ったかに見えた「地ビール」が再び人気を集め始めた。関西でも、16日に京都市で京都初という地ビールイベントが開かれる。23日には大阪・ミナミでも関西のブランドを集めた催しが開かれる。当初のファンだった中高年層が「第3のビール」などに流れる中、ワインのように楽しむ若者が増えているのだという。

 地ビールは94年の酒税法改正で誕生。県内でも「長浜浪漫ビール」(長浜市)▽「びわこいいみちビール」(甲賀市)▽ブルーメの丘の地ビール(日野町)の3醸造所が、いずれもビアレストラン併設型で次々開業した。

 日本地ビール協会によると、地ビール人気は3年ほど前から復活。全国の出荷量は約2万8800キロリットル(08年)と5年前からほぼ倍増した。04年に出荷量40キロリットルを割った長浜浪漫ビールも、07年以降は45キロリットル以上の出荷が続いている。同協会は「地ビール人気はビールに先入観のない40歳以下の世代が中心」と話す。

 京都のイベントは、地ビールを扱う酒店と市民有志で作った実行委が企画。若者が集まる商業モール「新風館」(京都市中京区)で、約20社の40銘柄を1杯300円で提供する。主催者の酒店経営、山岡茂和さん(35)は「ビール全体の売り上げが年々減る中、地ビールの復活は少し古くて新しい動き。本格的に関西に再上陸させたい」と意気込んでいる。【稲生陽】

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放置自転車 大阪・北新地にあふれる…ホステス通勤で駐輪(毎日新聞)

 大阪キタの歓楽街・北新地や周辺で、夜間の放置自転車が増えている。不況でホステスらがタクシーを利用せず、自転車通勤するためだ。大阪市によると、一帯の夜の放置自転車はピーク時に2000台を超えるが、対策を進める市も酔客らとのトラブルを恐れ、夜間の撤去作業には及び腰。クラブなど約2500軒の飲食店が集まる夜の高級社交場は、送迎の社用車やハイヤーに代わり、自転車が目立つ街に変ぼうしつつある。

 夜間に最も自転車があふれるのは、北新地西のオフィスビル「堂島アバンザ」付近。夕方、自転車がビルを取り囲むように並び始める。4月のある平日、午後6時ごろからホステスや飲食店の従業員が次々と駐輪し、午後8時半ごろには300台以上に膨らんだ。国道2号沿いの歩道も、夜は300メートルにわたって数百台の自転車が駐輪された。

 飲食店主らによると、放置自転車が急増したのは数年前。タクシー通勤していたホステスらが、不況で自転車通勤に切り替えているという。アバンザ近くに駐輪したホステス(29)は「不景気でタクシー代が捻出(ねんしゅつ)できない。市営駐輪場は少し離れているのでここが便利」。

 しかし、大量の自転車が歩行者や車の通行を妨げ、消防車など緊急車両が進入できない恐れもある。北新地で薬局を営む男性(60)は「帰宅の際、車でアバンザ北側を通るが、自転車だらけで歩行者とぶつかりそうになりヒヤヒヤする」と話す。

 多くの自治体では、公道などへの駐輪を放置自転車として扱っており、大阪市は今年3月末、北新地とその周辺について、警告札が張り付けられた自転車を約30分後に撤去できる「即時撤去区域」にした。JR大阪駅南側には計約600台分の駐輪場も整備。ただ、実際に自転車があふれる夜の撤去作業には消極的。市の担当者は「酔客とのトラブルの懸念や自転車の保管場所の確保の問題がある」と説明する。

 北新地社交料飲協会理事長で老舗バーのマスター、東司丘(としおか)興一さん(58)は「放置自転車があふれると、街の高級感が台無しになり、商売にも悪影響だ。市は更に対策を進め、ホステスもマナーを守ってほしい」と訴える。【服部陽】

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アパート火災で2人死傷 東京・足立(産経新聞)

 18日午前2時50分ごろ、東京都足立区西保木間のアパート1階から出火、木造2階建て延べ約140平方メートルのうち約90平方メートルが燃えた。この火事で、2階に住む無職、畠山明美さん(51)が全身やけどで死亡し、畠山さんの隣室の女性(66)が意識不明の重体。

 警視庁竹の塚署によると、アパートには、4世帯7人が居住していた。出火当時は、6人が在宅しており、4人は自力で避難したという。同署で詳しい出火原因を調べている。

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ツヤツヤイチゴをどっさり乗せて イチゴのタルト(産経新聞)

 今月は、まだまだ旬のイチゴを使ったタルトを。タルトの生地づくりでは、バターがクリーム状になるまでよくかき混ぜ、砂糖も全卵も3回に分けて入れるようにしてください。

 次にカスタードクリーム。鍋では牛乳とグラニュー糖半分を入れ沸騰させます。ボウルでは卵黄と残りのグラニュー糖を混ぜ、コーンスターチとふるった薄力粉を混ぜます。その後、ボウルに鍋の中身を3回に分け混ぜ合わせ、鍋に裏ごししたら中火で煮ます。焦げないよう注意して、バターがよく溶けたら鍋を氷に浸し一気に冷やします。

 さあ仕上げです。めん棒を使ってタルト生地を型に厚さ4ミリほどに伸ばして敷き込みます。生地を回しながらのばし、むらなく均等に。薄力粉をうちながら少しずつ、型の隅にすき間が残らないようにご注意。

 フォークでピケした後、生地にクッキングシートをかぶせ、重しをのせたら180度のオーブンで15分、シートと重しを外してさらに約10分焼きます。冷めた生地にカスタードクリームを絞ってイチゴを並べたら、砕いたクッキーをふりツヤ出しのナバージュをイチゴの表面に塗って完成。

                   ◇

 (作り方)

 〈タルト生地〉

 〔1〕ボウルにバターを入れ泡立て器でかき混ぜ、クリーム状にしておく。

 〔2〕(1)に砂糖を3回くらいに分け入れ、よくすり合わせる。

 〔3〕(2)に全卵を混ぜる。

 〔4〕(3)にふるった薄力粉を入れ、木じゃくしで丁寧に混ぜ、ラップに包んで冷蔵庫で約2時間冷やす。

 〈カスタードクリーム〉

 〔1〕鍋に牛乳とグラニュー糖半分を入れ、沸騰させる。

 〔2〕ボウルに卵黄と残りのグラニュー糖を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。

 〔3〕(2)にコーンスターチと薄力粉をふるったものを混ぜる。

 〔4〕(3)に(1)を3回くらいに分けて混ぜ合わせ、鍋に裏ごしする。

 〔5〕中火でよく底をかき混ぜながら、ツヤが出て沸騰するまでよく煮る。

 〔6〕(5)にバターを加え、よく溶かして冷ます。

 〈ナバージュ〉

 〔1〕グラニュー糖と粉末寒天をよく混ぜ合わせておく。

 〔2〕鍋に水を入れて沸騰させ、(1)を入れてよく混ぜ、再度沸騰させる。

 〈仕上げ〉

 〔1〕タルト型の中にめん棒を使って生地を厚さ4ミリくらいに延ばして敷き込む。

 〔2〕底をフォークでピケして、紙を敷いて重しをのせて空焼きする。

 〔3〕約15分焼いたら重しと紙を取り、さらに約10分焼く。

 〔4〕(3)が冷めたら、カスタードクリームを絞り込み、薄く切ったイチゴを並べ、ナバージュを表面に塗ってツヤを出す。

                   ◇

 (材料メモ)

 《タルト生地》

 バター      90グラム

 砂糖       60グラム

 全卵       約1/2個

 薄力粉     160グラム

 《カスタードクリーム》

 牛乳      250グラム

 グラニュー糖   60グラム

 卵黄         2個分

 コーンスターチ  11グラム

 薄力粉       7グラム

 バター      25グラム

 《ナバージュ》

 水       180グラム

 グラニュー糖  100グラム

 粉末寒天      2グラム

 イチゴ        15個

                   ◇

 北村先生の指導で今回のレシピを使った「スイーツ教室」を行います。

 【日時】5月11日(火)午後1時から

 【場所】神戸国際調理製菓専門学校(神戸・元町)参加費は3800円。詳細と申し込みはウェーブ産経ホームページ(http//www.sankei.co.jp/wave/)。先着30人。問い合わせはTEL06・6633・9087

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<幸田町汚職>容疑の町議 弟から報酬、一部受領 (毎日新聞)

 愛知県幸田町の工業団地開発を巡る汚職事件で、受託収賄容疑で逮捕された町議の黒柳広治容疑者(72)が、贈賄側の「和幸建設」の役員級幹部を務める実弟から、報酬の一部を受け取っていたことが、愛知県警の調べで分かった。県警は黒柳容疑者と贈賄業者の密接な関係を裏付ける事実とみて、弟が役員になった経緯を調べている。

 和幸建設は工業団地の造成工事を請け負った。同社によると、黒柳容疑者の弟は08年夏ごろに非常勤幹部になり、月額約10万円の報酬を受け取っていた。主な業務は公共工事の情報収集や相談。県警によると、弟の報酬の一部が黒柳容疑者に渡されていたという。

 町関係者によると、黒柳容疑者と弟はともに左官業者で、同社とは仕事上の付き合いがあったという。同社相談役の竹之内勝也容疑者(66)=贈賄容疑で逮捕=とも旧知で、公共工事などについて情報交換していたという。県警によると、逮捕容疑となった現金数百万円のわいろも08年7〜12月に竹之内容疑者が黒柳容疑者に手渡していた。【秋山信一】

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精神科医療の将来ビジョンの検討に向け始動−日精協・山崎新会長(医療介護CBニュース)

 日本精神科病院協会(山崎學会長)は、今後の精神科医療の在り方を検討する「将来ビジョン戦略会議」を設置するための検討を進めている。4月1日付で新会長に就任した山崎氏は8日、キャリアブレインの取材に対し、1年ほど前から同会議の構想を持ち、「自分が会長になったら、これをぜひしたいと思っていた」と語った。

 山崎会長によれば、戦略会議は50人程度の規模となる見込みで、半数は協会外で構成する考えだ。初会合は6月を予定しており、月に2回程度のペースで来年の1、2月まで議論し、3月に精神科医療の短期・中期・長期政策ビジョンを報告書としてまとめる方針だ。
 山崎会長は、2012年度の診療報酬改定のツールとして役立つよう、遅くとも来年の4月か5月までには報告書を厚生労働省保険局に提出する考えを示した。
 検討項目としては、▽急性期の精神科医療の在り方▽高齢者の精神科医療の方向性▽精神療養病棟を含めた慢性期の精神科医療の在り方▽地域での精神科医療の展開―などが挙がっており、各項目について10人程度の班をつくって議論する予定。

 山崎会長は、短期・中期・長期のビジョンをつくり、将来の医療提供体制のイメージを固めた上で、その実現に向けた段階的な構想を練る必要性を指摘。報告書について、「将来的に精神科医療は動いていくのだという、バイブルのようなものをつくりたい」と話している。


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 経済産業相の諮問機関である産業構造審議会は4月5日、「産業競争力部会」(部会長=伊藤元重・東大大学院経済学研究科教授)の会合を開き、医療や介護、健康、保育などの分野のニーズをビジネスに生かすための方策を話し合った。会合の冒頭で直嶋正行経産相があいさつし、医療や介護などの分野について「将来のリーディングインダストリーに育てる必要がある」と指摘した。

 同日の会合では経産省が、医療や介護などの分野についての論点として、(1)生活の質を高める医療・介護・高齢者生活支援関連サービス産業の創出(2)医療サービスの国際展開(3)医薬品、医療機器、介護ロボット分野における世界市場の獲得(4)多様化するニーズに対応するための保育サービスの産業化―の4項目を提示。(1)については、医療や介護を提供する機関と、外食・配食サービスやフィットネスなど健康関連サービスを提供する事業者との連携を推進することにより、公的保険への依存から脱却し、患者・消費者本位の高品質のサービスを供給できる体制を構築できると指摘。病院の負担の軽減や、医療費適正化の効果も期待できるとした。また、(2)については、「医療ツーリズム」が世界的に拡大傾向にあるとした上で、支援事業者のネットワーク化、医療通訳などの育成、医療滞在ビザの創設などの戦略を示した。

 意見交換では、森正勝委員(国際大学学長)が、医療・介護などの分野で資本や人材の集積が進んでいないと指摘し、その原因として税制や規制の問題を挙げた。また、妹尾堅一郎委員(東大特任教授)は、アジアの医療人材を日本で育成することを提案した。
 このほか、大坪文雄委員(パナソニック社長)が、医療関係分野の効率化のためにはロボットの技術が重要であり、補助金や特区などによって国内の需要を拡大し、輸出産業に育成すべきと主張。長谷川閑史委員(武田薬品工業社長)は、日本ではバイオベンチャーの育成ができていないと指摘した。

 会合ではこのほか、脳神経疾患研究所南東北病院グループの渡邉一夫理事長からヒアリングを実施。渡邉理事長は、医療や介護などの分野は「今後の世界的な成長産業」と指摘し、医療分野では産学官治験病院の設置などをビジネスモデルとして挙げたほか、介護分野では病気の前後をカバーする「健康自立支援住宅」を活用した「要介護高齢者を出さない街づくり」を提案した。


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 藤本幹男さん84歳(ふじもと・みきお=藤本和久・矢作建設工業副社長の父)1日、肺炎のため死去。葬儀は5日午前11時、名古屋市千種区城山新町1の1の覚王山日泰寺舎利殿。自宅は同市東区矢田3の19の15。喪主は長男和久(かずひさ)さん。

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